<2025年における活動方針及び実施内容について>

1,島津義久公・亀塾姫についての顕彰シンポジウムの開催  

①テーマ:島津4兄弟(義久、義弘、歳久、家久)の足跡 ◆講師/原口泉、東川隆太郎ほか
日時/6月 7日(土) 会場/霧島市シビックセンター多目的ホール 開演/14:00より
②テーマ:義弘とNHK大河への道 ◆講師/原口泉、東川隆太郎ほか
日時/6月21日(土) 会場/姶良市加治木町 加音ホール 開演/14:00より
③テーマ:島津氏と溝辺、横川、湧水町について ◆講師/原口泉、東川隆太郎ほか
日時/8月 9日(土) 会場/溝辺町みそめ館 開演/14:00より
④テーマ:義久と亀寿姫、その偉業を知る ◆講師/原口泉、東川隆太郎ほか
日時/9月28日 会場/隼人町改善センター 開演/14:00より
 ※上記案内はいずれも入場無料です。

 

2,上記を踏まえた義久・亀寿の顕彰協議会設置の提案

目的:   ①NHK大河ドラマ実現を目的とした活動団体と一体となった誘致活動の推進

②舞鶴城築城425年(2029年)を目標に義久、亀寿の顕彰碑(銅像)の建立

構成団体:商工会議所など各種活動団体

 

 

3,霧島市の未来を見据えた土地利用計画の提言

AI導入など全分野に驚異的なIT革命が起こっています。これからの都市未来を考えたとき、都市の機能や構造は大きく飛躍することでしょう。そのためにも水資源に富み、広大な自然環境を有する霧島市の必然課題として、古代、中世、近世の土地利用の歴史的検証を踏まえた上での市中心部の土地利用は、未来に通じる確かな有効資産として活用されるべきではないでしょうか。

一刻も早く、農振を除外し、未来に向かう「確かなまちづくり」を始めるべきと考えます。

私たちは、霧島市の未来を見据えた土地利用について、企業家、専門家と共に提言を行いたいと思っています。

 

 

4,環霧島という立地を生かした広域観光の提言

成熟化社会を迎えた今日、「観光」という定義を改めて深堀してみたいと思っています。

単に、これまでのような温泉・グルメ・観光地というカテゴリーから教育、体験、自然・発見・ショッピング・人的コミュニケーション・移住・生産などといった現代のニーズに応じた観点から「観光」を見直し、観光地域づくり(DMO)による多彩な地域を活用した広域連携観光について提言したいと思っています。

 

 

 


<基本的事業内容>

1,一般社団法人「環霧島みらい研究所」の理念・目的・事業活動

「歴史は暮らしの履歴であり、未来創造への源泉である」を都市構想のコンセプトに、

霧島市中心市街地を核とした、環霧島エリア(霧島市、姶良市、湧水町、曽於市、垂水市、えびの市、小林市、

高原町、都城市)を連携する新しい地域づくりへの提案、提言、プランニング、コンサルティングを行います。

 

 

2,環霧島エリアの選定(なぜこのエリアを広域都市連携の対象にしたのか)

  ①地理的要因(霧島山系、ジオパーク、錦江湾奥)による連携中枢都市圏考察

  ②大隅国、日向国、隼人(日向国の分離、桑原郡の設置、隼人の乱)による歴史考察

  ③島津荘における南九州支配(島津氏による勢力分布)でのヒト・モノ交流圏考察

3,広域都市連携としての中心市街地 (中枢都市としての国分・隼人) 

 ①歴史的背景(桑原郡、国府、大隅一之宮[鹿児島神宮]、国分寺、渡来人移住、舞鶴城、海外交易ほか)

 ②交通アクセス(空港、港湾、高速道路)の利便性

 ③産業基盤(IT企業、大企業の参入)の定着、促進

    ④情報産業(ケーブルTV、FM、文化施設、情報誌ほか)の整備

 

4,事業活動(研究所の提言等)

(1)広域都市連携と連携中枢都市について

(2)地域の過去・現在と目指すべき未来像

(3)連携中枢都市のまちづくりについて

   ①コンパクトシティ(広域集中型都市機能)への整備

   ②産業振興(企業立地、起業促進等)、農地転用ほか

   ③道路、港湾、空港などの社会資本の整備

   ④防災対策、排水対策など生活環境の整備

   ⑤情報発信のための基地構想(歴史、教育、文化、スポーツ、人流、交易など)

   ⑥外国人材(人財、人材、人在、人罪について)の活用

(4)環霧島エリアにおける地域連携(広域都市連携)

   ①総合防災対策

   ②地域産業(農林水産業)の活性化対策

   ③総合観光、総合物流システムの研究・開発

   ④歴史、教育、文化、スポーツの振興・促進

   ⑤子育て支援と医療福祉対策

   ⑥環境、交通の整備促進