1,島津義久公・亀塾姫についての顕彰シンポジウムの開催
かの名高き日新公の直孫として、三洲統一の原動力となった16代藩主・島津義久公についての偉業、足跡に関しては、地元の国分隼人においても、産業開発(葉タバコ、港湾など)その顕彰はもとより、輝かしい実績すら詳しく知られていないのが実情ではないでしょうか。
まして、三女の亀寿姫については、人質となる多難の運命を乗り越え、島津家継承のために活躍し、最後は国分舞鶴城に隠居されていたため「国分さま」と呼ばれていた逸話など知らない方も多いようです。
このように、今日の産業都市・霧島の形成発展に大きな足跡を残したお二人の偉業を顕彰すべくシンポジウムを開催させて頂きます。(ゲスト講演含む)
2,上記に基づく義久顕彰碑建立についての実行委員会設置の提案
日置市には立派な義弘像がありますが、残念ながら長男義久の顕彰像はどこにも有りません。霧島市発展の礎を築かれた義久公の記念碑像は児童教育の観点や市の史跡遺産の見地からも必要ではないでしょうか。是非とも、市を代表すべき記念碑建立のため、顕彰碑建立実行委員会を設置し実現したいものです。(実行委員会の設置及び企画PR展開)
3,霧島市の未来を見据えた土地利用計画の提言
AI導入など全分野に驚異的なIT革命が起こっています。これからの都市未来を考えたとき、都市の機能や構造は大きく飛躍することでしょう。そのためにも水資源に富み、広大な自然環境を有する霧島市の必然課題として、古代、中世、近世の土地利用の歴史的検証を踏まえた上での市中心部の土地利用は、未来に通じる確かな有効資産として活用されるべきではないでしょうか。
一刻も早く、農振を除外し、未来に向かう「確かなまちづくり」を始めるべきと考えます。
私たちは、霧島市の未来を見据えた土地利用について、企業家、専門家と共に提言を行いたいと思っています。
4,環霧島という立地を生かした広域観光の提言
成熟化社会を迎えた今日、「観光」という定義を改めて深堀してみたいと思っています。
単に、これまでのような温泉・グルメ・観光地というカテゴリーから教育、体験、自然・発見・ショッピング・人的コミュニケーション・移住・生産などといった現代のニーズに応じた観点から「観光」を見直し、観光地域づくり(DMO)による多彩な地域を活用した広域連携観光について提言したいと思っています。
1,一般社団法人「環霧島みらい研究所」の理念・目的・事業活動
「歴史は暮らしの履歴であり、未来創造への源泉である」を都市構想のコンセプトに、
霧島市中心市街地を核とした、環霧島エリア(霧島市、姶良市、湧水町、曽於市、垂水市、えびの市、小林市、
高原町、都城市)を連携する新しい地域づくりへの提案、提言、プランニング、コンサルティングを行います。
2,環霧島エリアの選定(なぜこのエリアを広域都市連携の対象にしたのか)
①地理的要因(霧島山系、ジオパーク、錦江湾奥)による連携中枢都市圏考察
②大隅国、日向国、隼人(日向国の分離、桑原郡の設置、隼人の乱)による歴史考察
③島津荘における南九州支配(島津氏による勢力分布)でのヒト・モノ交流圏考察
3,広域都市連携としての中心市街地 (中枢都市としての国分・隼人)
①歴史的背景(桑原郡、国府、大隅一之宮[鹿児島神宮]、国分寺、渡来人移住、舞鶴城、海外交易ほか)
②交通アクセス(空港、港湾、高速道路)の利便性
③産業基盤(IT企業、大企業の参入)の定着、促進
④情報産業(ケーブルTV、FM、文化施設、情報誌ほか)の整備
4,事業活動(研究所の提言等)
(1)広域都市連携と連携中枢都市について
(2)地域の過去・現在と目指すべき未来像
(3)連携中枢都市のまちづくりについて
①コンパクトシティ(広域集中型都市機能)への整備
②産業振興(企業立地、起業促進等)、農地転用ほか
③道路、港湾、空港などの社会資本の整備
④防災対策、排水対策など生活環境の整備
⑤情報発信のための基地構想(歴史、教育、文化、スポーツ、人流、交易など)
⑥外国人材(人財、人材、人在、人罪について)の活用
(4)環霧島エリアにおける地域連携(広域都市連携)
①総合防災対策
②地域産業(農林水産業)の活性化対策
③総合観光、総合物流システムの研究・開発
④歴史、教育、文化、スポーツの振興・促進
⑤子育て支援と医療福祉対策
⑥環境、交通の整備促進
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